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「学校歯科医の活動指針」平成27年改訂版における歯科健康診断のポイントについて
歯・口腔の健康診断結果のお知らせ
学校歯科医 執務記録フォーム
Q&A

「学校歯科医の活動指針」平成27年改訂版における歯科健康診断のポイントについて
 

1.保健調査  
平成28年度から健康診断を行うにあたり、必要と認める時にあらかじめ保健調査を行うこととなった。保健調査により健康診断が的確、円滑に実施できるうえに、記載情報は事後措置において有効活用できる。

2.歯列、咬合、顎関節の審査基準の見直し
歯科健康診断での判定は、矯正治療の必要性を判断するという事ではなく、将来の口腔、全身の健康にとってどのようなリスクが考えられるかを学校歯科保健教育の視点から認識させることが重要である。

3.歯肉の状態について
判定基準の、定期的な観察が必要とは、歯垢の付着があり歯肉に炎症が認められるが歯石沈着は認められず定期的な観察が必要で、生活習慣の改善と注意深いブラッシング等の適切な保健指導を行うことによって炎症症候が消退する程度の歯肉炎を有する児童生徒等(GO)とした。

4.COの状態について
具体的に、
ア. 小窩裂溝においてエナメル質の実質欠損は認められないが、褐色、黒色などの着色や白濁が認められるもの。
イ. 平滑面において、脱灰を疑わせる白濁や褐色斑等が認められるがエナメル質の実質欠損の確認ができないもの。
ウ. 隣接面や修復物下部の着色変化、アやイの状態が多数認められる場合等、地域の歯科医療機関との連携が必要な場合、CO要相談と記入する。

5.まとめ
地域のかかりつけ歯科医もCOやGOの専門知識を持つ事が重要である。また、学校歯科医は、CO,GO等で注意深く観察指導する子供に対し、個々の状況に応じた事後措置を行う必要があり、学校歯科保健における健康診断が健康増進志向を踏襲し、保健管理的な側面ばかりでなく、保健教育としての面を認識できるものとなっている。

 

歯・口腔の健康診断結果のお知らせ
 
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学校歯科医 執務記録フォーム
 
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Q&A

東京都教育委員会が都立学校における学校医等の勤務の充実をはかるために作成した「学校医の勤務についてのQ&A」を一部改変し、小中高の学校歯科医に対応する部分のみ掲載する事と致しました。日頃、分かっているようでちょっと戸惑う事例を含めて紹介いたします。

1. 学校医制度について
Q1 学校医の身分、任期について教えて下さい?
学校医の身分は地方公務員法上の、非常勤職員とされています。
任期は1年で、1年ごとに更新出来ます。

Q2 勤務対応の中の「協力」について教えて下さい?
「協力」については「必要がある場合には所属長の求めに応じて協力する」と定められています。

Q3 学校医等の勤務は月1日程度(専門医は月2日程度)と定められていますが、各月1日以上勤務するということでしょうか?
月1日程度というのは、年間を通して12日程度ということで、必ずしも毎月1日ずつ勤務するということではありません。また、年間をとおして12日以上勤務することは差し支えありません。

Q4 執務記録について教えて下さい?
執務記録については「学校保健法施行規則」に「職務に従事した時は、必ずその概要を学校医執務記録簿、学校歯科医執務記録簿、学校薬剤師執務記録簿に記入し、署名して校長に提出すること」と定められています。執務記録は勤務した事の証であり、報酬支給の証拠書類ともなるため、必ず、勤務した時間、内容、特記事項等を明確に記入して下さい。

2. 学校医等の勤務について
Q1 学校医等の勤務は月1日程度と決められていますが、定期健康診断以外の職務について教えて下さい。
定期健康診断、健康相談以外、行事への参加や、保健講話など、学校とよく連絡を取り合い、勤務するようにして下さい。保健や健康に関する授業に協力する事も勤務のひとつです。


Q2 保健だよりの執筆や、PTAの学習会等での講演も学校医等の勤務になるのでしょうか?
学校医等の職務です。
保健だよりの執筆等、自宅や診療室での活動については「協力」、講演は「出勤」として扱います。

Q3 学校医等の職務として、健康教育の分野での活動が期待されていると聞きますがどのような仕事なのでしょうか?
健康を保持増進するとともに、生活習慣病を予防するための食事、運動、休養及び睡眠の調和のとれた生活の実践、また、喫煙・飲酒に関する適切な意志決定や行動選択など、児童・生徒が生涯を通じて主体的に健康管理をしていく資質を養うことが必要とされています。学級活動における保健指導や保健学習、また、今後の総合的な学習時間において、教職員が学校医等と連携して指導を行っていくことが望まれています。

Q4 健康教育の分野での勤務は具体的にどのようなことがありますか?
例えば、全校・学年集会における講話や、学級活動等における保健指導、保健学習の授業における支援など、児童・生徒の前で直接話をすること、また、総合的な学習の時間において健康の課題を取り上げる場合には、来校して講話をしたり、児童・生徒が、学習の一環として診療室等に訪問し取材をすることなどがあげられます。

Q5 学校となかなか予定が合わないため、月1日程度勤務することができません。
学校も授業や行事等でなかなか急には時間がとれないため、学校や年間行事計画をたてる段階で、一年の大体の勤務計画をたてる必要があります。また、学校の現状や特色も年度始めに校長や養護教諭に確認しておいて下さい。
学校の求めに応じて、目的をもって体育祭やマラソン大会等の行事に当日参加するのも勤務の一つですので、参加した場合は必ず執務記録を記入するようにして下さい。
いずれにしても、学校との連携を積極的に図るようお願いいたします。

Q6 養護教諭から電話やFAXで相談を受けました。執務記録を記入して良いでしょうか?
電話やFAXによる相談も「協力」で勤務になります。執務記録が記入されてないと報酬の対象とならないため、電話等で相談をうけた場合も、執務記録に相談の時間、内容等を明確に記入しておいて下さい。


Q7 研修会等への参加は勤務となるでしょうか?
研修については、教育委員会が主催するなど指定されたもののみ「出勤」として勤務となります。それ以外の学校保健に関する大会・研修については、来校して研修内容等を学校に情報提供することが「出勤」になります。また、電話・FAX等で学校医等が直接に研修内容等を学校へ情報提供することは「協力」になります。

Q8 学校保健に関する歯科医師会等の理事会などへの参加は勤務となるでしょうか?
学校保健に関する歯科医師会などの理事会・委員会への参加そのものは「出勤」になりません。来校して学校保健の内容を情報提供することが「出勤」になります。また、電話・ファクシミリ等で学校保健の内容を学校医が直接に学校へ情報提供することは「協力」になります。執務記録に記載してください。

3. その他
Q1 運動会に招待されました。毎年ご祝儀を持っていってますが、必要でしょうか?
体育祭等学校行事に参加するのも、学校医等の勤務のひとつです。ご祝儀を持っていく必要はありません。

Q2 学校から頼まれた健康診断日に用事があって行けないため、代わりに同じ医院に勤めている先生に行ってもらうことはできるでしょうか?
代替の人を学校へ行かせることは出来ません。
学校とよく連絡をとりあい必ず本人が出勤するようにして下さい。

Q3 健康診断の時、毎年、昼食が出ます。本来は自分で持っていくべきと思うのですが?
お昼等、食事をはさむ場合は、持参するか、学校に昼食を頼む場合は自己負担となります。