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令和元年度「歯の作文」小学校優秀作文

 
笑顔は歯から
千代田区立九段小学校
6年 野上 咲
 

 「笑顔がすてきだね。」
 よくこの言葉を友人に言われる。私は歯が笑顔の秘けつだと思っている。
 小学校低学年の時、歯科検診で歯並びが悪いという結果がでた。五才年上の兄の歯科検診の結果は異常なしだった。兄は、むし歯がなくて、歯並びもよかった。また、兄の笑顔はすてきだから、私の憧れでもあった。私は、憧れの兄を目指すために、矯正を始めた。
 初め、私はやりたくないという思いがあった。友人に聞くと、矯正は痛いらしいし、矯正をしている人の顔を見ると、つけたくないと思ったからだ。しかし、兄みたいになるために矯正をつけることを決心した。
 つけ初めは、とても痛くて、はずしてしまう時が多多あった。しかし、時間がたつにつれて、痛みを感じなくなり、矯正をふつうにつけられるようになった。
 兄を目指すために、歯みがきにも力を入れた。検診では、むし歯がなかったが、歯のみがき方を兄に注意されたことがある。朝、忙しくて歯をみがかないで登校したり、歯みがきは一分もしないうちに終わっていた。兄は、いつもていねいに歯をみがいていた。矯正をつけての歯みがきは難しかったけれど、ていねいに歯みがきをするようにした。歯医者でも歯のみがき方を見直した。私の歯は、歯の内側がみがかれていなかったり、おく歯をみがき忘れていたりしていた。どこを集中的にみがけばよいかを考えて歯をみがくようにした。
 そして、矯正を取る日がきた。ここまで二年もかかった。矯正を取ったことを兄に報告すると、兄も喜んでくれた。憧れの兄へ一歩近づけてとてもうれしかった。

 歯の矯正をして、歯の大切さを学ぶことができた。歯の矯正は、こわいものだと思っていたが、歯の矯正のおかげで、美しい歯を取りもどすことができた。また、美しい歯まで引っ張ってくれた兄には感謝したい。
 歯医者は、こわい所だと思っている人が、多いと思う。しかし、矯正をしたり、むし歯を治りょうしたりし、美しい歯を取りもどすことで最終的には喜びが生まれた。矯正をする前は、自信をもって歯を見せられなかったため、笑顔はあまりすてきではなかった。しかし、今ではおもいっきり笑うことができる。だから、私の笑顔のひけつは、歯に自信をもてたからだと思った。歯がきれいじゃなかったり、歯がなかったりすると、食事もまともにできないし、体にもえいきょうがあると聞いたことがある。はみがきは、健康な自分を作る一つではないだろうか。全員が歯みがきをして、健康で笑顔がすてきな社会をつくっていくべきだと思う。私達は、今、歯についてもう一度、見直すべきであると思う。

 

 
健康な歯は財産
中央区立日本橋小学校
6年 武藤 有后
 
 「あら、なんていい音。ポリンポリンて美味しそうに食べてくれるのね。丈夫ないい歯の音がしてる。」
 四年生の夏休み、父の実家に家族で帰省し祖母と夕飯を食べていると、うれしそうにじっと私の顔を見ながら、とてもほめてくれた。いい音?意味がよく分からず父の方を見ると、父もニコニコしていた。その横で、母が得意顔で話し始めた。
 「毎日きちんと丁寧に歯みがきをしているから健康で丈夫な歯なのよね。毎年小学校で賞状をもらうんですよ。」
 祖母はとてもうれしそうに母の話を聞きながら私のことを見つめていた。
 小さい頃は父と母が毎日歯みがきをしてくれた。おかげでむし歯にならず、かと言って、歯みがきの重要性をものすごく意識したこともない私にとって、祖母に歯をほめられたことはとても印象深かった。
 そんな経験があったからか、一本一本丁寧に歯をみがく意識を持つようになり、どんなみがき方がいいのか、歯みがき粉はどれくらいの量が適量なのか、いろいろ調べてみると歯みがきは奥が深かった。
 インターネットで調べたら、私の年齢の場合、第一大臼歯は生え終わるまでに二.三年かかるので特に注意が必要、とあった。
 生えはじめの歯は未完成で、やわらかく簡単にむし歯になってしまうので、フッ素入りの歯みがき粉を歯ブラシの毛の部分の長さの四分の一から三分の一程度を目安にするとよいとあり、たくさん使えばよいというものでもなかった。
 むし歯がある人だけが通うものだと思っていた歯医者さんも、定期的に歯の状態をチェックするために通う人もいると母に聞き、しっかりとした知識と意識を持つことの大切さを改めて知った。
今日も美味しくご飯を食べることができ、健康な毎日を送ることができるのは毎日の歯みがきの積み重ねが深く関係していることを知り、むし歯のない健康な歯は財産、と教えてほめてくれた祖母の言葉を大切に、これからも丁寧に一本一本気持ちを込めて歯みがきをしたいと思う。
 

「口の中の小悪魔さん」
中央区立月島第一小学校
6年 宮嶋 香耶
 
 わたしは、むし歯になったことがある。一番覚えているのは幼稚園生の時、そのころのわたしは、歯医者が大っきらいだった。治りょうの回数は、3、4回だったが、毎回泣いていた。治りょうを始めようとするといつも、「大丈夫だよ。終わったらおもちゃがもらえるからね。」と言っていたが、わたしはそんな手にはのらない。でも、むし歯には、どうしてもなりたくなかった。小学生になると、泣かなくなった。きっかけは、子供向け番組で見たある歌だった。むし歯がテーマの歌で、男の子の歯を、黒い生物がガンガンきずつけていた。それが痛そうで痛そうでしょうがなかった。その映像を見てから、「こんなヤツたおしてやる!」と思い、まずいハミガキ粉までも付けるようになった。
 むし歯の原因は、甘いものを食べた時の糖分が歯をみがいた時にしっかりとれていなかったりだと思う。よく、しっかりみがきましょう、と言うが、しっかりみがいても、間にはまだ小さな小悪魔がいると思う。むし歯は、ミュータンス菌という菌が酸を発こうさせ、ある濃度になると、酸で歯がとけることでなるそうだ。わたしはそこまでむし歯の仕組みを知らなかったので、自分の口の中でそんなことが起きていたことを知ってこわくなった。
 わたしの弟は、この前の歯科検診で、『要注意』と判断され、歯医者に行くと、今度は『むし歯』と言われた。それからは、弟はハミガキをていねいにし、糸ようじをして、ハミガキに約5分かけるようになった。わたしは、『要注意』ですんだが、今度からは、手紙をもらわないきれいな歯にしたい。『要注意』ということは、わたしの口の中に、まだ小悪魔がかくれているということになる。わたしは、その小悪魔が一人のこらずいなくならなければスッキリしない。
 また、わたしはやえ歯だ。最初はまた口の中のだれかさんが動かしているのだと思った。けれどお母さんに、「ゆれている歯をいつまでもぬかないから、変な形になっちゃったんだよ。」と言われ、自分のせいだと落ちこんだ。たしかにわたしは、ゆれている歯があると、反対側でかみ、しぜんにぬけるのを待っていたのでまったくぬけなかった。ぬけるのがこわくてみがかなかった時もあった。そのせいでむし歯になる可能性も増える。歯がゆれてからぬけるまでの道は困難だ。
 このように、歯に関しては、わたしの頑固な性格からつながったいろいろな経験がある。むし歯という名の小悪魔。わたしは、ていねいにみがき、きれいな歯をつくりたい。そして、一生その小悪魔と戦うことを誓った。
 

噛むことの大切さ
台東区立千束小学校
6年 岡本 釉奈
 
 人間は生きるために必ず食べ物を食べます。食べ物を食べる時には必ず噛みます。では、なぜ噛むのでしょうか。
 一つ目は口に入れた物を飲み込める大きさに噛みくだくためだと思います。その為には歯を使いますが、固形物を食べられない赤ちゃんには歯がありません。成長するにつれ、離乳食を食べ始める頃には歯が生えてきます。私達にとっては、当たり前で特別な事ではありませんが、人間の体は本当に『奇跡』だと思います。二つ目は消化、吸収を良くするためだと思います。食べ物を食べる原点は、生きていくために栄養を吸収する事です。その為に効率よく栄養を吸収する必要があると思います。三つ目は、食べ物を味わうためだと思います。食べる楽しみには、生きる楽しみでもあると思うからです。
 ある財団では、よく噛む八大効用というものがありました。『ひみこのはがい.ぜ』という合い言葉です。皆さんは、「ひみこのはがい.ぜ」という合い言葉を知っていますか。『ひ』は肥満予防、『み』は味覚の発達、『こ』は言葉の発達、『の』は脳の発達、『は』は歯の病気予防、『が』はガン予防、『い.』は胃陽快調、『ぜ』は全力投球というものです。私はこの『ひみこのはがい.ぜ』という合い言葉を聞いて、八つの良い所が一つの合い言葉にまとまっているのでとても分かりやすいと思いました。別の財団では、『8020運動』という取り組みをしています。8020運動とは、80才で自分の歯を20本以上残そう、という取り組みだそうです。こちらも、子供からお年寄りまでどの世代でも分かりやすい合い言葉となっていて良いと思いました。
 このように子供からお年寄りまで分かりやすい合い言葉があるということは、多くの人に噛む事の大切さを知ってもらうためだと思いました。私は噛む事ではこんなに良い事があるということは知りませんでした。今まではただ噛んでいましたが、噛むことの大切さを知って今まで以上に歯を大切にしようと思いました。80才になっても自分の健康な歯を20本以上残せるように丁ねいに歯みがきをしたいです。そして自分が大人になって子供ができたら子供に歯や噛む事の大切さを教えてあげたいです。
 

歯とともに未来を生きる
江東区立東川小学校
6年 渡辺 大士
 
 わたしたちが生きていく中で、歯はなくてはならないものです。例えば、毎日食べ物を食べ、栄養をとることができるのも、歯があるおかげです。では、いつまでもきれいな歯を残すためには、今どのようなことをする必要があるのでしょうか。
 わたしは、毎日の歯磨きが大切だと思います。歯磨きをしっかりすることで、歯をきれいに保つことができると考えます。
 わたしは、歯磨きを面倒に思って、歯磨きをしていない日もあります。そのためか、学校の歯科検診で歯こうが多量に沈着していると指摘され、歯医者で見てもらいました。そこで、しっかり歯磨きをすることが大切だと言われました。しっかり歯磨きをしないと、食べカスが固まってしまい、やがては専用の機械でなくては取れなくなってしまうそうです。そのようなことにならないように、今から歯磨きを毎日しっかりし、歯をきれいに残したいと思います。
 次に、きちんとした食生活に気を付けることも大切です。例えば、炭酸飲料には、約十パーセントの砂糖が含まれているそうです。つまり、お菓子やジュースなどを多量に摂取すると、含まれている砂糖が口に残り、むし歯になる可能性が高まります。すると、歯の健康は保てません。また、過剰な糖分摂取で肥満や糖尿病になるリスクも上がってしまいます。きちんとした食生活に気を付けなければ歯だけではなく体の健康も保てません。おやつを食べるときは、糖分が少ないものにしたり、だらだら食べないようにしたりしようと思います。
 また、定期的に歯医者に行くことも大切です。八十歳のときに残っている歯の平均の本数は、日本人は十四本なのに対して、スウェーデン人は二十本以上もあるそうです。そこには、歯医者の利用の仕方の違いが関係しているそうです。スウェーデン人は、歯が痛くなってから歯医者に行くのではなく、定期健診やクリーニングのために、定期的に歯医者に行っているそうです。八十歳までに二十本の歯を残すという「八〇二〇」という言葉がありますが、いつまでもきれいな歯を残すためには、定期的に歯医者に行くことが大切なのです。
 このように、いつまでもきれいな歯を残すためには、毎日の歯磨きや食生活への注意、定期的に歯医者に行くことが大切です。これからは、歯のことをもっと考えて、歯とともにこれからの自分の未来を生きていけるようにしたいです。
 

この歯と共に
品川区立立会小学校
5年 増村 涼子
 
 引き出しに手を入れると、コツンと冷たく、固い物に触れた。「サメの歯だ。」
 まだ小学校に入学する前、四才位の時に、母に連れられて行った近所の水族館の飼育体験の記念にもらった細く、鋭いサメの歯。
 飼育員さんから「サメは一生の間にどんどん歯が生え変わるんですよ。ほら、水そうの底に抜け落ちた歯がいっぱいあるでしょう。」と説明を受けた。母はびっくりした様子でその説明を聞いていたが、四才の私は、「歯は悪くなったら次の歯が生えてきて、次々と新しい歯に生え変わるのだ。」と思った。サメも、人間と同じように。
 数年後、自分の乳歯が何本かグラグラして、抜けた後もきちんと次の永久歯が出てきてくれた。
 その頃、八十才をこえていた祖父が病気になり、急にやせたことで、一本、二本と歯が抜けて悩んでいる様子を見て、「おじいちゃんの新しい歯はいつになったら生えてきてくれるの。」真剣に尋ねてしまった。祖父は「ニヤリ」と笑っただけでその質問には答えなかった。
 「永久歯は二度と生えてこない。一生この歯とお付き合いすることになる。」と知るのはしばらくたってからである。
 物知りで背が高く、体格も良くて、おいしそうにご飯を食べる祖父は『八十才まで二十本の歯を残そう。』という八〇二〇のスローガンの通り、八十才まで全て自分の歯で食事をしていた。
 しかし、歯が抜けることで食事をとるのに時間がかかるようになり、食が細くなり、みるみるうちにうやせ、肺炎を起こし、会話をすることすらつらそうになってしまった。
 しばらくして、静かに祖父との別れの時が来た。天寿を全うしたといえる年令ではあったが、大好きだった食事もままならず、入れ歯での不自由な会話の様子を思い出すと、どんなにつらかっただろうと思わずにはいられない。
 祖父が亡くなってからもう二年という月日が流れた。当時は、加れいや病気のことばかりが気になっていたが、自分の歯で好きなものを楽しく食べたり、家族又は、友人達とコミュニケーションをとるためには、歯が健康であることが大いに重要な要素なのではないかと考えるようになった。
現在十才の私はあと何本かの乳歯を残し、ほぼ全ての歯が永久歯に生え変わっている。私の肉体がくちるまでの付き合いとなる歯達である。
 そしてこの歯は、体の健康の入口でもある。食べ物を一口だいたい三十回噛んだり、歯をちゃんと磨いたり、定期的に歯医者さんに通い、むし歯があっても早いうちに見付けて治りょうしてもらったりして、歯と体の健康を維持して、八十才まで全て自分の歯で気持ち良く食事や会話をすることがとても大切なのだと思った。
 

むし歯大国
大田区立東調布第一小学校
6年 松元 優衣
 
 みなさんは、どのようなことに気をつけながら、毎日歯をみがいていますか。「むし歯にならないように、しっかりみがかないと」と思ったり、「笑ったときに、歯がよごれていると、いやだな」と思ったり、いろいろ、人によって思っていることは違うと思います。私は、いつも「むし歯にならないようにしないと」と思いながら、みがいています。
 日本は「むし歯大国」と言われている記事を読みました。その理由を調べてみたら、一つは、定期健診に行かないと言うことだそうです。日本人は痛くなってから病院に行ってちりょうをしてもらっている人が多いようです。しかし、初期段階では、痛みを感じないようなので、痛みを感じてからでは、おそいようです。
 日本と外国では、歯医者に対しての意識に、かなりの違いがあるようです。日本人は、「歯が痛くなったときに、歯医者に行く」と思っている人が多いです。しかし、世界では「歯が痛くなったときに行くのではなく、歯が痛くならないように行く」と思っており、「歯医者さんには、定期的にケアを行う場所」と考えられているようです。
 スウェーデンは、日本とは反対で「歯科先進国」と言われているそうです。かつて、スウェーデンも、「むし歯大国」と言われており、日本よりも、子どものむし歯が多い国だったそうです。しかし、約三十年前に、国を挙げて、国民のむし歯根絶に取り組んでからは、子どものむし歯は、日本の約十分の一以下に減ったようです。私は、スウェーデンの定期健診の受診率におどろきました。大人は、八十パーセントから九十パーセントで、子供は百パーセントです。しかし日本では、たったの六パーセントでした。歯の健康のためには、治りょうなどの必要がなくても、少なくとも一年に一.二回、かかりつけ歯科医院をおとずれて、口の中をチェックしてもらったり、歯石や着色汚れなども落としてもらったりすることが大切です。
 その他にも、スウェーデン式予ぼう法があります。私が調べて面白いと思ったことの一つに、「2+2+2+2」という合言葉がありました。子どもに歯みがきを教えるときに、使うようです。一つ目の2は、一日に最低でも2回歯みがきをするということで、二つ目の2は、2センチメートルのフッ素入り歯みがき粉をつけるようです。三つ目の2は、最低、2分間は歯みがきをすること、最後の2は、歯みがきをしたあと、2時間は、飲んだり食べたりはしないことだそうです。これ以外にも、歯みがきも、歯ブラシだけではなく歯と歯の間の歯せきは「デンタルフロス(糸ようじ)」や歯と歯肉のすき間は「歯間ブラシ」を使ったり、食後に、キシリトール入りのガムや、タブレットをとったりしているようです。なので、八十歳以上の高齢者でも、日本は一人平均六本しか残っていませんが、スウェーデンでは、二十本以上も残っているそうです。
 今回、むし歯について調べてみて、いろいろなことを学びました。私は、お年寄りになっても、自分の歯で、食事をとれるように、日ごろの歯みがきや、定期的に歯科健診を受けるようにしたいと思いました。
 みなさんも、スウェーデンに負けないぐらい、むし歯ゼロの国にしましょう。
 

目指せむし歯ゼロ
葛飾区立宝木塚小学校
5年 小山 竣平
 

 ぼくは小さいころ歯みがきが大きらいでした。なぜかというと、ぼくはやんちゃでじっと口を開けているのが苦手だったからです。ねむいのに歯みがきするのもめんどうでした。お母さんからも、ぼくの歯みがきはとても大変だったと聞きました。ぼくは、歯のすきまがなかったので、歯医者さんから糸ようじをすすめられていました。その糸ようじもきらいでした。
 ぼくは、小学生になっても、なかなか子供の歯がぬけませんでした。周りのお友達がどんどん大人の歯が生えてきているのが、とてもうらやましかったです。ぼくには、大人の歯がないのか心配になり、お母さんと歯医者さんへ相談に行きました。レントゲンをとってみると、子供の歯の下に大人の歯がたくさん写っていました。そして先生が「歯のすきまを作れば、りっぱな大人の歯が出てきてくれますよ。」と教えてくれました。ぼくはとても安心しました。そしてぼくは、歯のすきまを作るために、マウスピースをすることになりました。夜ねるときだけ付ければいいのですが、なんとなく気になって、さぼってしまいたくなる日もありました。マウスピースをするだけではなく、なんでもよくかんで食べることも大切だと先生が教えてくれたので、好ききらいなくなんでもよくかんで食べるようにしました。
 マウスピースを付けてしばらくすると、歯がどんどんゆれて、ぬけ始じめました。大人の歯が生えてきた時は、とてもうれしかったです。この大人の歯はもう生え変わらないと知り、やっと生えた歯だったので大事にしようと思いました。それからぼくは、苦手だった歯みがきをしっかりとするようになりました。歯と歯のすき間が一番むし歯になりやすいと聞いたので、糸ようじも毎日続けています。今までむし歯になったことがないのがぼくの自まんです。ぼくはこのままむし歯ゼロを目指しています。おじいちゃんになっても自分の歯で食べ物をかみたいからです。
 ぼくのひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんはとても長生きでした。九十才をこえても自分の歯がたくさんありました。なので自分のすきな食べ物をおいしそうに食べていました。すいかやリンゴなどのくだものも、たくさん食べていました。食べ物をよくかむと、ものわすれ予防になるとお母さんから聞きました。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんは、ぼくの名前をわすれずに覚えていてくれました。自分の歯で、自分の好きな食べ物をおいしそうに食べることは、長生きのひけつだと思いました。
 ぼくは、これからもよくかんで食べることと、ていねいな歯みがきを心がけて、自分の歯がたくさんあるおとしよりになりたいです。

 

歯は私のパートナー
府中市立若松小学校
6年 久保田 奈緒
 
 昨年の夏休みのことです。「夏休みの宿題全部終わった?」「一つ残して全部終わったよ。」
 その一つというのが「歯垢染色錠」というものです。歯の状態について調べるものです。これは私にとっては本当に面どうくさい宿題でした。
 夏休みは朝から大忙しの私です。部活のバスケットもあるし、勉強だってあります。バタバタと朝から動いているのに、ゆっくり歯みがきなんて本当にいやです。そもそも私は面どうくさいことがだいきらいなのです。
 でも、まてよ。こうして面どうくさいことからいつもにげていていいのかなぁ。楽なほうばかり選んでいたら、自分自身が成長できなくなってしまうよ。もうひとりの私がめんどうくさいことがきらいな私に言っています。「いそがしい。いそがしい。」「めんどう。めんどう。」そう言っている間に私が一番おそろしいと思っている「むし歯」になってしまうと、自分の歯、大切な歯をうばわれてしまうかもしれません。ここは、がんばりどころです。おいしい食べ物が、おいしく感じなくなってしまったり、人工の歯になってしまうかもしれないのです。
 こうしたことから、一生自分が楽しく生きたいのなら、今、自分がつらい方を選ぶのが良いのではないかと考えました。歯についても同じことが言えそうです。
 歯にいいことをしっかり毎日やるのは大変なのです。でも、遠い将来、ピカピカの歯で何でもおいしく食べられる。こうして未来の楽しいことを考えると、きっと歯みがきも継続していけるような気がします。
 次は、歯医者さんのことです。「歯科医」といったら大体の人がきらいだと思います。でも歯医者さんが何のためにあるのかといったら、たくさんの人の歯を守るためだと思います。歯医者さんがいなかったら、自分ではみつけられない小さなむし歯がどんどん悪化していってしまうかもしれません。歯が悪くなることで内臓にも関係してきて内蔵の病気になったりすると聞いたことがあります。そうなっては大変です。歯医者さんにたよってばかりではだめで、自分でも自分の歯を守るという意識をしっかり持ちたいと思います。
 私は今、むし歯が一本もありません。この作文をきっかけに、今回、改めて歯の大切さに気づかされたように思います。またたくさんのことを学ぶことができました。歯は、一度ぬけ、その後、永久歯が生えてきます。でも二度とこのくり返しはありません。たかが歯一本と思う人がいるかもしれません。しかし、一本一本はかけがえのない自分の体の一部です。
 歯を大切にするということは自分を大切にするということです。面どうくさがりやの私が、あきらめずに努力する私に変身です。私の歯もこの私の努力にきっと応えてくれるはずです。歯はずっと一緒に過ごしてくれるパートナー。毎日続けることで自分をみがき、大好きなバスケットに取り組める健康な体を維持していこうと思います。
 
 
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